50代女性のロードバイク自転車通勤

自転車通勤をやってみたいけど、疲れるんじゃない? どこに駐輪したらいい?

服装は? 夏の汗対策は?などなど。

わたしも自転車通勤を始めた時は、まだスポーツタイプの自転車に慣れていなかったこともあり、あれこれ試行錯誤しました。これから始めようか迷っている方に、少しでも参考になったらうれしいです。

目次

自転車通勤の醍醐味は、苦労せず体力づくりができることと頭のなかがクリアになること

いきなりまとめから。

最初にお断りしますと、超個人的、主観的な感覚・感想とご理解のほどを。人によって乗る機材や体力が違いますので・・

  1. とりあえず運動になる
  2. 汗をかけるようになる、便秘しにくいなど、体質改善に
  3. 頭の整理ができる
  4. 一人の時間を持てる

とりあえず運動になる

自転車通勤一番のメリットは、これでしょう。

運動しなきゃ、と意識しなくても移動そのものが運動になるんですから。

わたしの場合、通勤だけの距離は往復22キロ。仕事中も日によって10~15km走り、週に一日だけ在宅勤務、土日は近場の買い物や用事を済ますだけとしても、だいたい週に100~120km走っていることになります。

一日に走る距離はたいしたことないけれど、週100km。
運動ぎらいでも10年以上続けられているのは、無理をしていないから。

生活のなかで、意識せず無理なく運動できることって、自転車通勤以外にあるのかな? と思えてきます。

時間でいえば、片道10kmを35分から40分。信号にひっかからなければもう少し早く到着できて、強風の日はさらに5分かかる感じです。

汗をかけるようになる、便秘しにくいなど、体質改善に

医学的な根拠はなく、まったくもって個人的な感想です。

もともと汗をかけず、サウナに入ってみたら25分たっても汗が出ず、ただただ苦しくなってなぜか唇が腫れお腹もこわす、という体質でした。汗をかけないと、からだに熱がこもったようになって顔だけ真っ赤、フラフラする。

それが、毎日自転車に乗るようになったら、汗が出るようになりました。
真夏であれば、会社に着いたら顔や腕に、ジトッとしたイやな汗ではなく何と言うの?玉のような?汗をかける。
これは、長年の暑さに弱い体質が改善された、と言っていいでしょう。
今では、掃除機をかけるだけで、排気の熱とからだを動かすことで汗をかくようになりました。

もう一つは便秘解消。出ないことが当たり前だったけれど、だいぶ調子がよくなったと思います。

それと、これを体幹強化と言ってよいのかわからないけど、電車でつり革につかまらず立っていられるようになりました。

個人差はあるのでしょうが、毎日の自転車こぎが、その人なりの体質改善につながっていく可能性はあると思います。

頭の整理ができる

これも、自転車に乗るようになって感じる大きなメリットです。

朝と夜で少し違う感覚があります。

朝の出勤時は、これからやることを組み立て整理したり、原稿のタイトルやキャッチコピーが浮かんできたり、企画のアイデアを考えたり。足を回してからだが活性化してくると、脳の働きもちょっとは良くなる?ように感じます。

実際、提出しなければならない報告書を頭のなかで書く、いくつかの文章の配置を頭のなかでレイアウトして編集する、などは走りながらよくやっています。

100%考えごとに意識が向かっていると危険ですが、半分は走ることに集中して、もう半分はぼ~っとさせながら頭が動いている。瞑想状態に近いのかも。

夜は、リハビリライドと呼んでいます。

一日の仕事を終えて、疲れ切って走れないんじゃない?と最初のころは心配しましたが、まったく逆です。

気持ちよくからだを動かして、たまった疲れやストレスを飛ばしながら走っている感覚になります。
なぜか帰り道のほうが足がよく回って「自転車、やっぱり楽し~」と思えるのです。

いや、正確に言えば、からだはちょっとは疲れてますよ。
でも、頭はすっきりするんです。

一人の時間を持てる

誰かと仕事したり会話をしたり、家族とともに暮らす一日の中で、まったく一人になれる時間は、どれくらいあるでしょうか。

個人差はあれど、人にはある一定の、一人になれる時間や空間が必要なのではないでしょうか。

自転車通勤はその一人時間を確実に持つことができます。
満員電車からの解放も、よくメリットとしてあげられますね。
誰にも邪魔されずに、ひたすら自分だけの力で走って、自分だけのために使える時間。

通勤に限らず、ふら~っと一人で走る魅力も、ここにあるような気がします。

自転車通勤のデメリットは?

では、反対にデメリットを感じることはあるのか。

わたしは、もう自転車通勤が当たり前になっているので、デメリットはあっても見えなくなっている気がするのですが。

  • 事故のリスク
  • 本を読めない、音楽を聴けない
  • 雨が降りそうな時に自転車で行けるかの判断に迷う
  • 女性は気にしそう(わたしは全然平気)な、おでこにヘルメットの跡がつく

まず大事なことは安全に走れること。
タイヤの空気圧は十分か、ギアチェンジがスムーズにできているか、日頃からのチェックを怠らないようにしたいものです。

走行中は集中力を高めながらもリラックスを心がけて。
特に気をつかうのは、商店街など歩道のあるところ。歩行者は後方確認をせず、急に車道に降りたりします。
駐車している車のドアが急に開いて運転者が出てくることも。
とにかく、人がいるところではあちこちに目を配りながら走っています。

本を読む時間が取れないのは、何ともしがたいですね。
雨の日は電車通勤にするので、ここぞとばかりに読書や音楽を楽しみます。

雨が降りそうでも自転車に乗らなければならない日も。自転車通勤、雨の日装備はまた別の記事で紹介したいと思います。

おでこにヘルメットの跡がつくくらい、どうでもよい年になりました。
20代30代だったら、やっぱり気になってしまうかな。

同じような悩みで、ヘアスタイルが崩れることにストレスを感じる方もいるでしょう。
髪型や髪質によって、ご自分に合う工夫をされているのではないでしょうか。
スタイリング剤を会社に置いておくとか、ぺしゃんとなった前髪を持ち上げてバレッタやクリップでとめておくとか。
わたしは、というと。手櫛&自然乾燥でOKの手入れいらずな髪質なので、多少髪型がゆがんでも、まあ放っておけば元に戻ります。

自転車通勤してみたい、特に50代から始めてみたい女性の方へ

通勤途中ですれ違うロードバイクやクロスバイクの方は、ほとんど男性。
サイクリングに出かけても、圧倒的に男性が多いですね。

もう相当前の話ですが、60代になってからロードバイクに乗り始めた女性の記事が新聞に載っていて、感銘を受けました。
女性のスポーツバイク乗りがもっと増えるといいな。
更年期や親の介護など、体調や生活が大きく変化する年代であっても、かたわらに自転車があれば、健康を保ちストレス解消の力になってくれるかもしれません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次