ワークマンの「ジョイントバックパック ファイナルエディション」で海外旅行に行ってきた

海外旅行でバックパックを使うのは今回(2023年8月)が初めてでした。
極力荷物は少なく、身軽に旅したい。
預けた荷物が出てくるのを待つこともなく、ロスバゲの心配もいらない。
ならばバックパックに初挑戦、とバックパック探しから始まった旅でした。
実際にバックパックで海外旅行をしてみてどうだったのか、振り返っておきたいと思います。

こちらでは、パッキングを紹介しています↓↓

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ワークマンのバックパックは海外旅行で使える! シンプルかつちょうどいいサイズ感

機内持ち込みが可能なサイズのバックパックは、だいたい30~40リットル。
アウトドアブランドでは、本格的な登山用だけでなく街歩きや旅行に使えるバックパックも取り扱っています。
お値段は2万円台が多かったのですが、お手頃価格のバックパックに出会って、即買いしました。

ワークマンの「ジョイントバックパック ファイナルエディション」 5,800円。
全体像をご覧ください。

写真では赤っぽく撮れている箇所がありますが、色はブラック。
サイズは、54cm×34cm×20cm 33ml。

2気室で使いやすい

赤色と黄色のラインのところに、2つの大きなスペースがあります。
赤がメインスペース、黄色はノートPCを入れる用途で作られているようです。
水が入らない止水ファスナーを使っているので安心できます。

旅で使う場合は、このスペースの使い勝手を一番に検討したいところです。
スーツケースさながらにガバっとフルオープンできると、荷物の出し入れがやりやすい。

2023年8月のタイ旅行では、このメインスペースに、服、ポーチ、水着&ビーチサンダル、傘、洗濯グッズなどを入れて行きました。

PC収納スペースの使いみち

背中側にクッションが入っているので、多少でこぼこしたものを入れても背中に当たりにくい仕様になっています。
メインスペース(赤のライン)ほどではありませんが、ファスナーを大きく開閉できるので、このPC用スペースも出し入れがしやすくなっています。

もちろんPCやタブレットを入れるのに適していますが、それ以外にも使いやすいスペースといえるでしょう。
”取り出しやすさ”では、メインスペースを上回るといえます。メインスペースはたくさんの荷物を入れられる反面、すぐに必要なものを取り出せるかという面では、少々時間を要します。

メインスペースより背中に近いので、セキュリティ上も安心感があります。
今回の旅では、パスポートや必要書類を入れたファイル、機内持ち込み用のトートバッグを入れました。

ちょうどいいポケット数とパーツ類

①のハンドル部分はほどよい厚みがあって持ちやすい。バックパックを選ぶ際、この持ち手の握り心地も重視しました。薄くて硬い素材で、長時間持つと手が痛くなりそうなものもけっこうありました。

②から⑤は小さな物入れスペース。

②には、羽田空港に向かうまでは、スマホやマスクなどを入れていました。

③には、機内持ち込みする液体のジップバッグを。チェックされる時にすぐ取り出せるようにと入れましたが、そんな場面は一度もありませんでした。最近は、チェックがゆるくなっているとあとでどこかで読みましたが、そんなもんなのでしょうか。

④は深さがあるので、マイボトルや傘を入れるのに適しています。バックパックを背負った状態で、片手でさっと取り出したいものを入れるのもいいですね。

⑤は、メインスペースの中にあるポケット。ここも深さがあるので、今回はビーチサンダルを入れておきました。

背負い心地は?

今回の旅では、出かける前は4kg台。帰りの飛行機に乗る前の軽量では5.7kgでした。
バックパック自体の重さは1㎏。200gのウエストベルトは、見た目もごつい感じがしたので外していきました。

荷物を厳選した結果、だいぶ軽い状態で旅することができました。
今回乗ったタイ国際航空の機内持ち込み荷物は上限7kgです。
まだまだ余裕はありましたが、腰椎椎間板ヘルニアがあるため、なるべく荷物は軽くしておきたい。
いや、そもそも、体のことを思えば本当はスーツケースにしたほうがいいのかもしれないか。。

そんな身ですが、腰が痛くなることもなく、無事帰ってこられました。
実際に背負っている時間は実はそう長くはないのもよかったか。
空港内ではカートに載せて(これが意外とカートが少なかった!)、駅のホームや電車内でも座れることが多かったのもありがたかったです。

背中とショルダーベルトに十分なクッションが入っているので、からだに当たることもありませんでした。
バックパックを選ぶときは必ず背負ってみたほうがいいですね。当たり前か。
男性を想定しているでしょうから、特に女性の方。わたしは、肩幅が合わないものとか、鎖骨に当たるのが気になるバックパックもいくつかありました。

背面部分はメッシュ生地で、多少段差をつけてあります。
通気を良くするための構造かと思いますが、33~35度の気温で背負うと、あっつい!!
これは仕方なしですね。

ちょっと気になるところは? 気をつければ問題ナシ

ここまでに書いてきたように、おおむね使い勝手よし、コスパよしで気に入っておりますが、2点ほど気になる箇所がありました。

赤と青のラインの部分、メインスペースのファスナーの開け閉めがやや気になるところがあります。
このページの一番上の写真を見てもらったほうがわかりやすいのですが、上部は背中側にカーブしています。
そのため、ファスナーを動かすときに少しコツがいるというか、ひっかかりを感じる時があります。
無理に開け閉めしようとせず、丁寧に扱いたいところですね。

そしてもう1か所は、底についているベルト。キャンプや登山で使う際は、このベルトに荷物を通して持ち運べるのだと思います。このベルトが写真の右側のようにダラ~ンと垂れ下がってしまい、カートに載せたときに床の上に落ち、そこをカートの車輪でひきずってしまいました。

そうならないためには、写真左のようにきちんとベルトをたたんでおけば問題ありません。
旅行中はそこまで気が回らず、何度もカートで踏みつけていました。
必要なしと思えば、思い切ってこのベルトは切り取ってしまうのもテかもしれません。

海外旅行にはバックパック? スーツケース?

バックパックかスーツケースか問題は、それぞれ使う方の事情や優先したいことにもよるでしょう。

自分の場合は、行先や航空会社、旅行でやりたいことつまり持っていく荷物によって、選択することになりそうというのが結論です。

舗装されていない道も多い場所か、石畳が多いヨーロッパの都市ではスーツケースは扱いにくそう。
航空会社の機内持ち込みの重量制限、ロスバゲの心配がどの程度か。

そうそう、初めての海外はパキスタンからインドへと回った、大学の卒業旅行。
この時はツアーに参加しまして、しょっぱなからパキスタンに着いたらスーツケースがぼこぼこになって出てきてびっくり。添乗員さんと空港事務所に行き、銃を脇に抱えた10人くらいの兵士? 空港職員ではなかったはず、に囲まれるという恐怖体験もしましたよ。

さあ、次はどこへ行こうかな。

荷物のことを考えるうちから、旅のはじまりですね。

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